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心身ともデリケート

夏競馬とくれば、牝馬、というのが競馬では決まり文句です。

本当にそうなのかは定かではありませんが、
春の頃は、発情期の到来により、気が荒れやすいため、
なかなか実力が出にくいのですが、
夏になれば、発情期もおさまり、メンタル面でも、身体面でも安定して、
レースに力を発揮しやすくなると言われています。

しかしながら、その調子があがるはずの夏でも、
まだ初夏の段階で開催されるGⅠ、宝塚記念においては、
ほとんどの牝馬が結果を残せていないケースが続いています。

これまで開催された宝塚記念の勝敗記録を見ますと、
牝馬は2頭しか勝っていません。

第7回のエイトクラウン、それから、第46回のスイープトウショウ、
優勝したのは、この2頭だけなのです。

また、馬齢で4歳を超えてくると、牡馬の能力の方が勝ってきますので、
ますます牝馬の活躍機会は減少していくことになります。

しかし、ジャパンカップ、天皇賞秋のレース結果を見ますと、
エアグルーヴ、ヘブンリーロマンス、ウォッカ、ブエナビスタ
といった名馬が勝っています。牝馬が立派な戦績をあげているのです。

そして、年末の有馬記念では、どうかといいますと、
1971年にトウメイが1頭勝って以来というもの、
ずっと牝馬の勝利はなく、
その後は、2008年にダイワスカーレットが1頭優勝しているだけです。

競馬シーズン前半を飾る宝塚記念、後半を飾る有馬記念、
いずれも牝馬が勝てていないというのが実情です。

他のレースでは結果を出せているわけですから、
この2つのレースの時期、牝馬は調子が悪くなりやすいのかもしれません。

牝馬は牡馬に比べて心身ともデリケートですから、
そうしたことも関係していると考えられます。

人間も同じですよね。
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